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ペイオフレシオの重要性

ペイオフレシオ(Payoff Ratio)とはざっくり言いますと、「損切りの幅」と、「利食いの幅」の、「比率」のことですPOR、またはPRと略される場合があります。リスクリワードレシオという表現もされますが、全く同じ意味です。
計算式は

「平均利益値幅」÷「平均損失値幅」

となります。

さてところで、みなさんはトレードで何を求めていますか? 勝率ですか? 負けないことですか? 確かに、上記のことを求めることは、トレーダーとして当たり前のことです。 しかし、トレードにおいて上記のことを、「優先的」に求めるのはいけません。 勝率や負けないことより、ペイオフレシオを気にしていただきたいのです。 「なぜペイオフレシオなのか?」について説明します。

・勝率を求める
・負けないようにする


このことは、必ずしもトレードで利益を出すことと、イコールではありません。この2つにこだわり過ぎてはいけません。 ペイオフレシオがまだよく分からない方のために、具体的にみていきましょう。利食い40円、 ロスカット20円の売買ルールがあり、 必ずどちらかの価格にタッチで決済すると仮定しますと、平均利食いは40円。 平均損失は20円になります。
よってペイオフレシオは
40 ÷ 20 =2

利食い20円、ロスカット40円だとすると、ペイオフレシオは

20 ÷ 40 =0.5

利食い幅に対してロスカット幅が狭いと「1」より大きくなり、ロスカット幅のほうが大きいと「1」より小さくなります。 POR=2ですと、 2回負ける間に1勝以上すれば資金はプラスになります。ペイオフレシオが高いほど、一発の利益は大きく、 逆に低いほど、負ける一発が大きくなります。後者はいわゆる「コツコツドカン」になり易いトレードといえるでしょう。 勝率99%のトレードがほしい。とすれば、5円利食い、ロスカット500円。にすればすぐに作成できます。 資産曲線は順調な右肩上がりですが、あるとき、スッコーンと落ちます。ポジションを持っても含み損に耐えられないでしょう。 トータルで利益を求めることを前提にトレードを組み立てることを、考えたときに、勝率だけでなく、ペイオフレシオの重要性があるのです。 では、ペイオフレシオの高いトレードにすればいい。のですが、このペイオフレシオの高いトレードをするのは、決して簡単ではありません。 負けトレードのほうが、多くなるからです。勝率を追及してトレードしている方が、精神的にはものすごい「楽」です。 しかし楽をしていても資金は増えません。根本的な問題の解決にはならないのです。私たちは継続して利益を出さなければいけません。 継続して利益を出さなければ、生き残っていくことは難しいでしょう。実際には負けトレードを増やしペイオフレシオを気にして、 トレードをトータルで組み立てるほうが、利益を継続して出すことは簡単なのです。トレードを振り返りをしたとき、 また売買ルールを作成するときには、勝率と、「ペイオフレシオ」を意識した取り組みが重要です。

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